ご利用者様の声

在宅療養を支える訪問看護の事例

ご家族の声

母が脳梗塞で倒れてから、介護が一気に始まりました。最初は何もかもが手探りで、私がやるしかないと思い込んでいました。でも、訪問看護師さんが来てくださるようになって、「ひとりで抱え込まなくて大丈夫ですよ」と声をかけてもらい、涙が出ました。バイタルの管理や褥瘡の処置、食事や水分の相談など、どんな小さなことでも話せる存在がいてくれるのが本当に心強かったです。母も看護師さんに会うのを楽しみにしていて、穏やかな表情が増えました。

担当訪問看護師より

ご家族が24時間体制でお世話されていた状況は、心身ともに大きなご負担だったと思います。訪問時には、お母様のケアはもちろん、ご家族の疲労や不安にも目を向けるよう意識していました。「聞いてもらえるだけで楽になります」とおっしゃっていただけたのが印象に残っています。在宅看護は、ご本人とご家族の両方を支えることが大切です。安心して介護が続けられるよう、これからも丁寧に寄り添ってまいります。

がん末期ケアの事例

ご本人の声

痛みや吐き気が強く、自宅で過ごす不安が大きかったのですが、訪問看護師さんは「痛みを一緒にコントロールしましょう」と、鎮痛薬の調整や吐き気止めの方法をこまめに確認してくれました。痛みが少し和らいだ日は、ベッドのそばで家族とお茶を飲む時間を持てるようになり、「この家で過ごせてよかった」と心から思えました。

担当訪問看護師より

末期がんの看護は、症状の緩和だけでなく「その人らしい時間」をいかに支えるかが大切です。定期的なバイタルチェックと症状の聴取を行いながら、鎮痛薬や補助療法を主治医と協議し、最適化を図りました。また、お庭の花の話題や昔のお写真を一緒に眺めるなど、患者さんの心に寄り添う会話を重視。痛みが管理できた日には、ご本人がご家族と笑顔を交わす瞬間を見届けられることが、私たちにとって何よりの喜びです。

精神訪問看護の事例

ご本人の声

気分が落ち込む日は、人と会うことも声を出すこともつらくて、カーテンを閉めたまま一日が終わることもありました。でも、訪問看護師さんはそんな日でも変わらず来てくれて、「今日は玄関先だけでも大丈夫ですよ」と、無理のない距離で寄り添ってくれました。何も話せないときも、ただそばにいてくれるだけで「ひとりじゃない」と思えて、心が少しずつほどけていきました。

担当訪問看護師より

最初は顔を見ることも難しい状況でしたが、インターホン越しの一言、玄関越しの一歩と、少しずつ距離が縮まっていきました。「今日は少しだけ話してみようかな」という言葉をいただいた日、私自身もとても嬉しかったのを覚えています。精神科の訪問看護は、焦らず信じて待つことが基本です。小さな変化をともに喜びながら、一歩一歩前へ進んでいくお手伝いをしています。

小児の訪問看護の事例

ご家族の声

医療的ケアが必要な状態での退院は不安でいっぱいでした。酸素管理や吸引も初めてで、「家でやっていけるのか」と自信がありませんでした。でも、訪問看護師さんが定期的に来てくれたことで、ケアの方法を確認しながら、少しずつ心に余裕が持てるようになりました。「ちゃんと母親としてできている」と思えるようになったのは、毎回優しく励ましてくれたからです。今では子どもの笑顔を見る時間が増え、私自身も笑えるようになりました。

担当訪問看護師より

初めて訪問したとき、お母さんは不安と緊張でいっぱいのご様子でした。呼吸器や吸引の扱いに慎重になるのは当然のことです。一つひとつ一緒に確認しながら、少しずつ「できた」という経験を積み重ねてこられました。小児の訪問看護は、子どもだけでなく家族全体のサポートが大切です。これからも安心して過ごせるよう、寄り添い続けたいと思っています。

神経難病の方の訪問看護事例

ご本人の声

病気が進んで思うように体が動かなくなり、「もう自宅では何もできない」と感じていました。でも、看護師さんが「今できることを一緒に見つけていきましょう」と言ってくれたことで気持ちが変わりました。指先のわずかな動きでも、表情の変化でも、それを「大切な力」として受け止めてもらえるだけで、自分に希望を持てるようになりました。今は、家族との日々を大切にしながら、自分らしい時間を過ごせています。

担当訪問看護師より

神経難病の方への訪問看護は、病状の進行と向き合う難しさがありますが、どんな状態でも「その人らしさ」は必ずあります。この方とは、表情の変化や反応の小さなサインを見逃さないよう心がけてきました。会話が難しくても、音楽や風、季節の変化を一緒に感じながら、今できることを大切にする時間を共に過ごしています。どんなときも“つながる看護”を目指しています。

訪問リハビリの事例

ご本人の声

脳梗塞の後遺症で右半身が思うように動かず、退院後はほとんどベッドで過ごしていました。転ぶのが怖くて、自分で動くことにも自信がなかったんです。でも、訪問リハビリの先生が少しずつ家の中でできる運動を教えてくれて、「今日もよくがんばりましたね」と言ってくれるたびに、「もう少し動いてみようかな」と思えるようになりました。いまでは庭に出て花を見る時間が楽しみです。自分でトイレに行けたときは、涙が出るほど嬉しかったです。

担当訪問看護師より

初めの頃は、身体の機能だけでなく気力の回復も大きな課題でした。無理をせず、できる動作から少しずつ始め、成功体験を重ねていくことを大切にしています。訪問リハビリでは、リハビリのサポートに加えて、バイタル管理や皮膚の状態確認、転倒予防など、ご本人が安心して日常を過ごせるよう全体的なケアを行っています。ご本人とご家族が笑顔で前向きに過ごせるよう、これからも丁寧に寄り添っていきます。